EnergyShift統括編集長の前田雄大が5月5日放送の「アベマプライム」にコメンテーターとして出演し、日本の温室効果削減目標46%という数値の裏側にある意図や実現への課題について解説しました。前田は前職の元外務省気候変動対策課課長補佐時代に、2017年から気候変動を担当。G20大阪サミットにおける気候変動部分の首脳宣言の起草や各国調整を担当し、宣言採択に寄与。パリ協定に基づく成長戦略など各種国家戦略の調整を担った経験を踏まえてコメントしました。番組前半では、「46%という数値目標は、どこから出てきたのか?」「この目標は、実現可能なのか? その具体策は?」などの質問に対し、舞台裏に見え隠れする米中の思惑を含めて解説。大胆な引き上げの背景に「アメリカからの強いプレッシャーがあった」と指摘した。後半の脱炭素に関する具体策の議論では、「2030年までと考えると、やはり再生可能エネルギーのバッテリーなどがカギを握ってくるのではないか」と世界のトレンドを説明。「気候変動を正義に掲げつつ、その裏で熾烈な椅子取りゲームが行われている」と示し、「EVのフィールドでも勝ちに行かないと、これからの日本の産業が難しいのではないか」との見解を示しました。出演した際の内容は以下の記事にも掲載されました。・62%を求める若者たちも…「温室効果ガス46%削減」、達成のためには原発再稼働だけでなく増税や料金アップも不可避?https://times.abema.tv/news-article/8657046■番組情報変わる報道番組#アベプラ「あっ」と驚くニュース解説や議論を通して、視聴者や出演者・制作者の考え方や視点が「変わる報道番組」を目指します。これまでの常識や価値観が大きく変わる中、いまの時代に合ったコンテンツをお届けします。また伝えることだけに満足せず、社会を変えるには、何が必要なのか?皆さんと一緒に悩み、考え、そして行動する番組です。(放送日 平日よる9時~生放送)https://abema.tv/video/title/89-66■EnergyShift「脱炭素をおもしろく」を掲げ、エネルギーや気候変動のテーマに熱く、深く切り込むメディア。afterFITが運営。https://energy-shift.com/