しろくま電力株式会社(東京都港区、代表取締役 谷本 貫造、以下、しろくま電力)が開発、設計・施工、管理・運用を手掛ける、柿沼蓄電システム(埼玉熊谷市)が、2025年1月20日に運転開始の運びとなりましたのでお知らせいたします。本件は株式会社光遊社(愛知県あま市、代表取締役 石原 隆司、以下、光遊社)を事業主とするJYSグループ*1) 3件目の系統用蓄電池システムです。東京都が実施する「令和5年度系統用大規模蓄電池導入促進事業」*2) の採択を受けた7案件のうち、3件目の運転開始となります。●蓄電システム設備概要案件名:熊谷市柿沼蓄電システム所在地:埼玉県熊谷市柿沼出 力:2MW事業者:株式会社光遊社 しろくま電力は、2023年度よりJYSグループと系統用蓄電池事業に関する取り組みを進めてまいりました。本件含め運用を開始した3案件の他、長期脱炭素電源オークション*3) で落札された北海道夕張郡の案件も2027年度の完工に向けて進行中です。 系統用蓄電池市場が活況を呈する昨今。土地開発、設計・調達・施工、事業の要となる運開後の市場運用、保守管理など複数社による複雑なスキームが一般的となる中、しろくま電力はすべてを一気通貫で行える包括性において、国内有数の存在となりました。 メガソーラー開発から得た設計・施工技術。揚水発電所の運用や電力小売り事業で培った各市場での運用ノウハウ。また、土地開発期間を飛躍的に短縮させた自社開発のAIシステム「Green Map」の活用など、これまでのすべての事業が弊社の系統用蓄電池事業の礎となっています。一気通貫だからこそのスピードと案件化力、そして技術集団ならではの品質を強みに、今後ますます系統用蓄電池事業に注力し、再生可能エネルギーの有効活用に貢献してまいります。*1 ◆JYSホールディングス株式会社 ◆射出成形機用HIPシリンダーメーカーとしてトップシェアの実績を積んできた株式会社城洋 ◆商社事業からスタートし、現在は再生可能エネルギー事業にも注力している株式会社城洋商事 ◆太陽光発電設備の設計・施工・メンテナンスなど建設業を営む株式会社光遊社の4社で構成。グループの事業を通して地域のゼロカーボンシティの実現に向け貢献し、2040年にグループ全体の再エネ100%達成を目指す。*2 東京都が電力需給ひっ迫への対応として実施する、エネルギーの安定確保に向けた取り組みのひとつ。事業者による「蓄電」を推進するため、東京電力管内の電力系統に直接接続する大規模蓄電池の導入に必要な経費の一部を助成金として交付するもの。https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/grid-connect*3 日本のエネルギー政策の一環として、カーボンニュートラルや温室効果ガス削減を目指し、長期的に脱炭素型の電源(再生可能エネルギーや低炭素の火力発電など)の確保を支援するための仕組み。発電事業者が脱炭素型の電源を開発・供給する計画を提案し、政府や市場運営機関がその中から最もコスト効率が高く、環境負荷の低いものに入札する。価格競争と環境配慮を両立しながら、持続可能なエネルギー基盤を構築することが期待されている。●株式会社 光遊社 設 立:1989年4月代 表 者:代表取締役 石原 隆司本社所在地:愛知県あま市七宝町伊福参之割7U R L :https://www.koyusya.co.jp/